さくたろ脳腫瘍戦記

20代で脳腫瘍になり、手術を終えた私による回想や日々のブログです。入院生活中に暇潰しに読んでいた本や買った本のおすすめもしていきます。同じ病気になった方の、何かの参考になればと思います

入院生活

手術後は、膀胱からそのまま尿がでるように管がされていましたが。それも数日すると外されました。外す時、なんとも言えない恐怖感がありましたが、そんなに痛くなかったです。管を外してからしばらくは、トイレいくまで車椅子で運ばれて、ズボンも看護師さんにさげてもらって、、という風でした。
当時の日記を振り返ると3日後にはもう歩いているようです。人間の回復力に驚きです。そして頭の包帯もとれて、ホッチキス止めが露わになりました。そのホッチキスも、数日すると、とることになりました。突然、ホッチキスとりますよーと言って医師がきて、紙のホッチキスをとるようにパチンパチンと外していきました。引っこ抜いてるのか、切っているのか、わかりませんが。痛みに耐えれず、少し横になってしまったら、何こいつ、、というような目で見られたことが忘れられません。術後の頭痛があり、辛いのに、突然痛みを加えられて辛かったのです。
ともあれホッチキスもとれて、お風呂に入る際もそんなに気を遣わなくなりました。
術後数日で看護師さんに付き添われながらですが、お風呂に入りました。とてもさっぱりしたのを覚えています。この頃にはもう付き添いもなくなり1人で入りました。
術後すぐにリハビリが始まりました。満足に身体が動かないので最初はマッサージだけだったり、歩けるようになったころには、少しスクワットしたりして、廊下や室内で行うことばかりでした。
その頃は頭痛もして、体調もまだよくなかったので、突然くるリハビリの人にイライラしていました。申し訳ないことですね。
2週間もするとリハビリ専用ルームに行けるようになり、よくある自転車をこぐような機械とか、ストレッチや軽い筋トレをするようになりました。そして高次脳機能のリハビリも本格的になりました。術後は頭を使うとすぐに頭痛がしたりして、集中力がなくなっていました。


リハビリ期間は受け持ちの先生がついてくれて、合ったリハビリをしてくれました。今も歩けて、日常生活が送れて、仕事に復帰しているのは、あの頃のリハビリのお陰だと思うと、感謝してもしきれないです。
術後に知り合いにしたメールやラインはとても日本語がおかしく、文になっていませんでした。ホッチキスどめの画像ですが今見ても痛々しいですね。

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